札幌の時計台

札幌に来て、やっと散歩に毛が生えた程度の観光ができた。
いろいろと時間がなかったのだが、今日、明日は時間があるぞ〜

まず、今日は、札幌駅から、テレビ塔を目指して、テクテク歩き。
やはり、寒い北海道、コートのポケット内も気持ち冷えている感じ。

いろいろな交差点を適当に曲がりながら、適当に大通りを目指していると、主室に、札幌といえば時計台というくらい有名な時計台が目の前に!

ど〜ん


早速中に入って、いろいろな展示物を見て回り、時計の仕組みを興味深く見ながら感心していると・・・ボランティアの方が札幌観光マップをくれた。
『どちらから来たの?』
「東京から仕事で来て、しばらくこっちにいますよ」
という会話から、1878(明治11)年に札幌農学校の演武場として建設された歴史、北海道開拓の話、札幌農学校の運動会発祥の話、当時の食事(今と変わらない)など・・・話し込んだ。

最後には、北海道の人柄や家族のことなどの話なんか飛び出して、とても楽しい時間を過ごせた。
札幌農学校は、日本全国から優秀な人材を集めて、開拓を始め、ロシアからの侵略に備えての訓練などをしていた学校らしい。
だから、生徒はみんな英語が堪能で、頭がよかったとのことだ。
確かに卒業生の人物は名の知れた人が多い。
また、今の政治家のひいおじいちゃんって人もいるみたいだ。

それにしても、当時の人は、日本人も外国人も達筆な人が多い。
ちょっと見習わなくてはと思ってしまうよ(~_~;)

今は、時計台の廻りはビルだらけで、当時の面影は見る影もないが、しっかり、昔のまま、時計は動いているのが凄いなぁ。
ハワード社の塔時計で、当時のまま動いているのは世界的にも珍しいとのことだった。・・・・ふ〜ん、確かに、明治時代辺りの構造って感じがしている。


時計台の後は、隣のビルのB1Fにあるカフェがとてもコーヒーが美味しいと聞いたので行ってみた。
確かに、居心地のいい店で美味しいコーヒーだったよ。
雰囲気もいい感じだ。
時計台での話を思い出しつつ、これからのことをいろいろと考えながらカフェで暖をとって今日はおしまい。