冬の小樽とビール

今日からは、出張メンバーとは休みが合わないので、基本一人旅がほとんどになる。
仕事で来ているので、贅沢は言えない。いや、一人でここにいることは贅沢なことなのかも。

札幌からは、電車で40分くらいで行けるので、決して不便なところではない。
電車も札幌から座れて、運がいいことに、海側の窓(^^)
日本海が、とても寒々としていた・・・が、サーファー恐るべし。
この寒い日本海でサーフィンをしている!
地元の人はとても元気だ。

写真はとても小さいがサーフィンを楽しんでいるのだ!

小樽駅に着くと、訪れた時間が、平日の午後ということもあるだろうが、札幌と比べると人が少ない。
冬の小樽は、とても寒いしちょっと寂しい。

今回は、運河と倉庫の店をちょっと訪れてみようかと思う。
実は、小樽は2回目なのだが、前回は、遊び仲間6人と訪れている。
基本、日野亭という海鮮が有名な店に腹を満たすだけっというスケジュールだったので、運河やその周辺の店は訪れていなかったのだ。

倉庫街を歩いていると、小樽ビールというのが目に飛び込んできた。
聞いたことがあるようなないような・・・・醸造所無料で見学と書いてあったので早速訪れてみる。
ビールって奥が深いので、ちょっと気になる。

中に入ると、とてもいい雰囲気。
木造の床にレンガ(倉庫の外壁)の壁。
しかも、店内(ホール)に醸造の装置が沢山ある・・・おお。

数分待って、醸造所を案内してくれた。
その時、乾燥ホップの匂いを嗅がせてもらったが・・あまりいい匂いではなかったな。

ここの小樽ビールは本当の生ビールであるという。
ふつうクリアなビールは、酵母を抜き取って長持ちさせたりしているが、小樽ビールは、酵母を生かしたままのビールなので、各地に発送はしていない。
だから、ここ小樽でしかの飲めないのである。

小樽ビールは、15年前にドイツの厳正な法律に基づいて製造され続けているものだという。
添加物は一切はいっていなくて、下面発酵(低温)なので、基本ラガービールとなる。
(日本人の嗜好に合っているとのこと)

 


小樽ビールは、ドイツのヨハネス・ブラウン氏の指導で作り始めたらしい。
ブラウエンジニアという、とても有名な人らしい。
今は、小樽に住んでいて、毎日、この店を訪れているということだった。
今日も来ていると聞いたので、会わせてもらおうとしたら、帰ったあとだった、残念!

では、説明がすべて終わったところで、自分は、ピルスナーというアロマホップを使用した香りのある辛口のビールを飲ませてもらおう。(無論有料)
うまい!

ホクホクの北海道産のポテトのチーズ焼きをつまみに一杯!

飲んだあと、店の2階へ雰囲気のいい階段を登る・・

ひっそりと置いてあった150年前のラガービールタンク

旨いビールは、この樽から生まれた歴史があるからこそなのだ

うまいビールとは、基本に忠実でこだわりがある。
水も軟水の小樽の水であることは言うまでもないだろう。ビールは、酵母を殺さないので、本当の生ビールということだ。

とても寒いところで、冷えた生ビールを飲む。
なんて贅沢なんだろうか?
ビールが好きなら、おすすめできる小樽のスポットだ。